シンクは、汚れが溜まりやすく、掃除が面倒だけど気になる場所です。汚れたまま放置していると汚れがどんどん蓄積し、頑固になり、簡単には落とせなくなります。
クレンザーで磨いても、ピカッと光らない。なんとか汚れが落とそうと金属製のブラシなどで擦ってしまうと、傷がついてしまいます。付いた傷からサビが発生したり、傷に汚れが入り込み、変色する原因にもなります。そうなる前に定期的に掃除をしたいですね。掃除がおっくうにならずにささっと出来る洗剤をご紹介しますので、毎日の使い終わりに取り組んでみてください。
1.シンク掃除にお薦めの洗剤
沢山のシンク用洗剤を試してみて私が至った結論は、シンク掃除に要る洗剤は2本で十分ということです。
様々なメーカーから毎年新しい洗剤が発売され、また場所別に特別感をうたった洗剤も発売されていますが、裏面の成分を見ていただくと、よく似たものになっていることに気づかれると思います。
沢山の種類の洗剤を購入しなくともよいのです。選ぶ際には、身体に入っても問題の少ない穏やかで天然成分に近いながらもしっかりと汚れを除去してくれるものを選ぶと良いでしょう。
ここでは、私が実際使ってみて効果があり、お薦め出来る洗剤を目的別に2種類ご紹介します。
①花王 水回り用ティンクル
参照 花王
お薦めの理由を2つご紹介します。
1つ目の理由は、お酢が主成分ですので、環境と身体に優しい。
毎日使うものなので、環境と身体に優しい洗剤を使用することをお薦めします。お酢の成分が水垢、石鹸カスを分解すると同時に殺菌・消臭もしてくれます。スプレーするとお酢特有の酸っぱい匂いがする点は少し苦手ですが、吸っても安心な方が大事です。
主成分が酢酸とフマル酸です。酢酸は食酢の主成分で、フマル酸は食品添加物やサプリメントとして用いられますので、口に入れる物を扱う台所で使用するのに安心して使うことができます。
2つ目の理由は、水垢などの汚れを分解し、簡単にきれいに出来る。
シンクの汚れの主なものは、水道の成分による水垢と食器洗剤による石鹸カス、食品などの成分によるヌメリです。
水垢、石鹸カス汚れはアルカリ性の汚れです。酸性の汚れを落とすには、反対の酸性の洗剤を使うと効果的です。さっと全体にスプレーし、軽くスポンジでこするだけで綺麗に汚れが落ちます。
一日の終りにシンク全体と排水口・カバー・ゴミ受けにスプレーしスポンジや古い歯ブラシで擦り、水で洗剤を洗い流しましょう。洗剤が残っているとシンクが曇る原因になりますので、しっかりと残さず流しましょう。匂いや汚れが気になる時は、スプレー後1分ほどおくと効果的です。
毎日1分ほどの手間ですが、この作業をしているおかげで我が家のキッチンはいつもピカピカです。
より丁寧にするなら、乾く時に水の成分のカルシウムが残り、白く水垢が付いてしまいますので、最後に仕上げとして乾拭きをすることをお薦めします。
②ジョンソンエンドジョンソン カビキラー 漂白ヌメリとり
お薦めの理由を2つご紹介します。
1つ目は、一般の漂白剤に比べて濃度が低いので安心。
2つ目は安心して使えるだけでなく除菌率99.9%と高い。
毎日掃除をしていても、排水口内やカバーなどにヌメリやカビが発生してしまうことがあります。そのときはキッチン用の漂白剤を使用しましょう。
キッチン用の漂白剤は一般用の漂白剤に比べて濃度が低くなっています。弱めとはいえ、塩素系漂白剤は強い薬剤ですので、換気扇を回し、窓を開け、しっかり換気をしながら使用してください。素手で触ると皮膚の表面が溶け、ぬるぬるします。手袋をし、スプレーの際に空気中に舞った薬剤が目や喉に入らないように十分に気をつけてください。
カビキラーの漂白ヌメリとりはキッチンハイターと比較して漂白効果が少し弱い感じですが、定期的に掃除をしているご家庭の汚れにはこれで十分です。
我が家も普段はティンクルで毎日の汚れを落としているので、漂白剤を使うのは、排水口の中やカランの根元などカビやヌメリが出やすいところくらいです。漂白剤でしっかり除菌して、カビやヌメリが発生するのを予防しています。
通常の汚れであれば30秒、しつこい汚れの場合は5分放置した後に水でしっかり流してください。十分に洗い流さないと、シンクが変色したり、サビたりする原因になります。
2.まとめ
毎日料理をしなくても使うシンクは、家の中で汚れが溜まりやすい場所の一つです。
汚れが溜まってから掃除をするのは、気が重くなるし、時間もかかるし、何よりも不衛生です。
一日の終りにさっと一拭きティンクルをスプレーし、スポンジなどでささっと擦って水で流すだけで綺麗をキープできます。
週に一度くらいはカビキラーをスプレーし、ヌメリやカビがひどくなる前に除去してしまいましょう。
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