料理をしてもしなくても使うシンクは汚れが溜まりやすい場所の一つです。一日の疲れがどっと出る夜にシンクの大掃除をする気にはなかなかなれないですよね。

働く主婦・母として、おそうじのプロとして気になる汚れをささっと掃除する方法を色々試した結果、私が日々実践しているキレイをキープする方法をご紹介します。いつもキレイで気持ちよく使えるシンクにしていきましょう。


1.シンクの汚れの種類

シンクの汚れの主な原因は水垢、油汚れ、洗剤、カビ、食品が付着してできるぬめり等です。これらの汚れは酸性、アルカリ性に分類されますが、油汚れは台所用中性洗剤や熱湯でキレイにすることが出来ます。水垢、洗剤の跡はクレンザーが配合された弱アルカリ性のジフ、カビやぬめりにはアルカリ性の塩素系漂白剤が効果的です。

クエン酸などの酸性洗剤をアルカリ性の塩素系漂白剤と併せて使用すると有毒ガスが発生する危険性があるため、お勧めできません。


2.お勧めの洗剤

あまり強力な洗剤を使用すると、シンクの素材を傷めたり、変色する恐れがあります。使用方法、注意点などをしっかり理解して使用しましょう。ご自宅にある洗剤を使用される場合は、裏面などをしっかり読み、その洗剤が酸性、アルカリ性、中性どれなのかを確認して使用しましょう。アルカリ性と酸性を一緒に使わないように十分に気をつけてください。ここでは、私が実際使ってみて使いやすい&効果がある製品をご紹介します。

1.台所用中性洗剤

効果はどれも大差ないのですが、油汚れが良く取れる人気の洗剤を選んでいますが、お好みの商品を使ってください。日頃お手入れをしていれば、簡単な汚れは台所用中性洗剤で十分に落とす事が出来ます。

 参照 P&G

2.ジフ クリームクレンザー

毎日のお手入れに便利に使えます。水垢や洗剤カス跡などがキレイに落とせます。夜ご飯を食べてシンクで食器を洗ったその手でジフを付けてささっとシンク内を磨くと、いつもキレイな状態をキープ出来ます。しっかり汚れを落とすのに、弱アルカリで手にも優しく安心して使用出来ます。

参照 ユニリーバ

3.カビキラー漂白ヌメリとり

キッチンのシンク内のヌメリやカビなどにこれ一本でほとんどクリア出来てしまいます。まずは、塩素系漂白剤でしっかりと汚れを落とすと、日頃のお手入れも楽になり、キレイをキープ出来ます。

きめ細かい泡なので垂直面からの液だれもゆっくりですので、汚れを落としたい部分に長く留まってくれます。排水口専用の洗剤を使用しなくても、こちらで十分にぬめりを落としてくれます。ただし、塩素臭がありますので必ず換気扇を回して吸い込まないようにしてください。キッチンハイターと比較すると漂白効果は少し弱い感じですが、定期的に掃除をしているのであればこちらで十分です。

参照 ジョンソン


3.シンクの掃除の仕方

①シンク内にあるものを片付ける

シンク内にあるスポンジや洗剤などを片付けて掃除をしやすくしましょう。

②ゴミ受けや三角コーナーにあるゴミも片付ける

ゴミ受けや三角コーナーに溜まっているゴミを捨て、掃除がしやすいようにしましょう。

③排水口のトラップを外す

どろどろになりがとち排水口のトラップも外しておきましょう。

④シンク内、排水口内にシャワーをかける

60度くらいの高い温度(最高温度が55~60度設定のものが多いようです)に設定してシャワーをシンク内や排水口内に回しかけ、落とる汚れを流しましょう。熱いお湯になっていますので、くれぐれも火傷をしないように注意してください。熱いシャワーをかけることで、シンク内に付着している油汚れが溶けて落ち、細かなゴミを流すことでスポンジで擦る時に表面を傷つけるのを防ぐことが出来ます。

⑤ジフをスポンジにつけてシンク内、カラン等を磨く

シンク内の油、石けんかす、食べかす、水垢にはクリームクレンザーが効果的ですし、何よりも手肌に優しいので安心して使えます。シンク内やカランをスポンジで擦りましょう。

⑥排水口内とカランにカビキラーをスプレーする

排水口とカランにカビキラーをスプレーします。ハイターと同じアルカリ性ですので、シャワーで流す必要がありません。汚れが気になる場合は10分ほどおきましょう。軽度の場合は5分で大丈夫です。

⑦シャワーで洗い流す

時間がきたら高い温度のシャワーで洗剤を洗い流しましょう。排水口内もしっかり流しましょう。落ちにくい場所は古い歯ブラシで擦りましょう。高い温度のシャワーを流すことで、水気が蒸発しやすくなります。

 

⑧ゴミ受けなどを元に戻す

外したトラップ、ゴミ受け、三角コーナーなどを元の場所に戻しましょう。

⑨マイクロファイバークロスでカランなどの水気をしっかり拭き取る

キレイになったシンクやカランに水を付いたまま放っておくと、水垢が付いてしまいますので、マイクロファイバークロスでしっかり拭き取りましょう。


4.日頃のお手入れ方法

せっかくきれいにしたんですから,毎日少しだけ手をかけていつもきれいなシンクにしましょう。所用時間はたったの3分です。

①シンク内のものを片付ける

シンク内にあるお皿やコップなどを洗い、シンクにあるものを片付けましょう。

②ゴミ受けや三角コーナーのゴミを捨てる

匂いやカビ、ぬめり、虫が発生する原因になりますので、その日のゴミはその日に捨てましょう。

③トラップを外してシャワーを流す

トラップを外してシャワーを流しましょう。汚れが溜まりやすい場所です。定期的にシャワーを流すことでキレイをキープ出来ます。

④シャワーでシンク、カランについた汚れを流す

洗剤で洗う前にさっとシャワーで表面についた汚れやゴミを流しましょう。

⑤台所用中性洗剤で洗う

スポンジに台所用中性洗剤をつけ、シンク内、カラン、排水口内、トラップをさっと洗いましょう。

⑥シャワーで洗剤を流す

洗剤を熱いシャワーでキレイに流しましょう。流したら、トラップ、ゴミ受けなどを元に戻しましょう。

⑦マイクロファイバークロスで拭きあげてアルコール除菌スプレーを噴霧する

カラン、シンク内の水気をマイクロファイバークロスで拭き取りましょう。その後、除菌・消臭・抗菌効果のあるアルコール除菌スプレーを全体に噴霧しましょう。

クエン酸でも効果はあるのですが、酸が残ると変色やシミの原因になるので洗い流す一手間が必要です。毎日の事ですので、ちょっとでも楽な方がいいと思いますのでこちらをお薦めします。

参照 フマキラー


5.まとめ

面倒だと日頃何もしないでおくと汚れが溜まって、悪臭がしたり、汚れがなかなか落ちなくなります。毎日夕飯が終って食器を片付けているその手で、ついでにシンクの掃除もしてしまいましょう。習慣にすれば、あっという間に終り、料理をするのが楽しくなります。汚れはその日のうちに落とすのが一番です!

キッチン排水口の掃除の方法はこちらでご紹介していますので、是非ごらん下さい。

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